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HICOについて

21世紀の新たなコミュニティ像の確立をテーマに、北部地域のITを住民レベルで推進するとともに国や県の施策と呼応する人材を地域から輩出するため、HICO（北部地域ITまちづくり協働機構）は設立されました。

名称	特定非営利活動法人北部地域ITまちづくり協働機構
略称	HICO（ヒコ）
設立時期	平成14年9月9日
役員	理事長	末吉　司
	理事	東　邦定
	理事	山城　定雄
	理事	島袋　正敏
	監事	石川　清和
	監事	和田　樹

（平成19年4月26日就任）

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設立背景

沖縄県北部地域は、IT分野における基盤整備が進み、今後沖縄県においてIT分野を牽引する地域として注目されています。

しかし、国や県の推進するIT関連施策は現状として必ずしも地域住民の生活ニーズや地場産業の振興と結びついているとはいえません。それはインフラ整備の目的が不明瞭、地域のITニーズとの不整合、ハード整備と呼応したソフト的な施策が欠落しているからです。本来地方都市におけるITのあり方は、情報技術そのものが産業として成立するよりも、むしろ何かを達成するための手段であるはずです。手段が目的化していることが現在の最大の課題であり、今まさに地域の等身大のITの普及が急がれています。

しかしながら、様々な場面で人材育成の重要性やITの普及が盛んに叫ばれる一方で、それを推進していく地域としての戦略と具体的な方法論が欠如しています。それは行政における計画論が民間企業の産業活動を方向付ける限界を内包しているからであり、計画を実行していく主体の確立が求められています。

活動指針

このような社会背景の中、HICOは、北部地域においてITを活用したまちづくりを実践するため、情報通信基盤整備の促進、住民の｢国際化｣「情報化」支援、学校情報化の支援、地域を担う人材の育成に関する事業を行い､行政と民間企業両セクターの協働の仕組みを構築し、北部地域の等身大のITの普及と地域に根ざしたIT産業振興に寄与することを目的とします。